チュウシャクシギ

チドリ目シギ科

旅鳥

くちばしは長く湾曲して下を向く、下くちばし基部は桃色。脚は灰黒色。

飛ぶと背から腰が淡い。ダイシャクシギ(60㎝)、ホウロクシギ(62㎝)に似ているが小型(42㎝)である。

ポイピピピピピ ポイピピピピピと大声で鳴く。食性は動物食で甲殻類、昆虫などを食べる。

大きさは全長42㎝。

 

干潟、水田などの湿地や草地に飛来する。

撮影=東よか干潟

写真左下 ➔ 下が「チュウシャクシギ」、上は「ホウロクシギ」

チョウゲンボウ

ハヤブサ目ハヤブサ科 (猛禽類)

冬鳥

くちばしは黒く、基部は青灰色、基部を覆う(ろう膜)は黄色、猛禽類の特徴で鋭く鉤型に曲がっている。

脚は短く黄色。眼瞼は黄色。ハヤブサ科では尾が最も長く見える。猛禽類では小さく、丸い感じで可愛い。

雄は頭部から顔が灰青色、背と雨覆が茶褐色で黒い斑点がある、下面は淡黄褐色で胸から腹には黒い縦斑がある、

尾羽は灰青色で先が黒い。雌は上面が褐色で黒い斑点があり、下面は淡黄褐色で黒い縦斑がある、尾には数本の黒帯がある。

翼下面は雌雄とも、白地に黒斑がある(雄は班が少なく白っぽく見える)。

ひらひらした羽ばたきと短い滑翔を交互にして直線的に飛び、停空飛行をするのが特徴。杭、土塊、枝に止まって休む。

キッ キッ キッ、キッ キッ キッと鳴く。食性は肉食でネズミ、小型の鳥、昆虫、カエルなどを食べる。

大きさは全長雄33㎝、雌39㎝。

 

本州の川沿い、海岸、山地の断崖、市街地の橋梁・建物で繁殖し、冬は全国の草原、河口、海岸、農耕地に見られる。

撮影=東よか干潟後背地