ヨーロッパトウネン

チドリ目シギ科

旅鳥

くちばしと脚は黒い。夏羽は頭から体の上面と胸側は赤褐色で黒い軸斑があり、喉は白い、肩羽は淡色で白っぽい線になって見える。

冬羽は頭、体の上面、胸側は灰褐色で、暗色の軸斑がある。

幼鳥は冬羽より茶褐色味があり、背中にはV字型白線がはっきりしている。チイッ チイッ、ピッ ピッと鳴く。

食性は動物食で昆虫、ゴカイなどを食べる。大きさは全長14㎝、シギ科のなかでは小型。(スズメくらいの大きさ)

 

干潟、湿地、河川などに単独または数羽で飛来するが数は少ない。

撮影=東よか干潟

写真左下、写真右下とも一番小さい鳥がヨーロッパトウネン

ヨーロッパムナグロ

チドリ目チドリ科

迷い鳥

ムナグロより足が短く見える。静止時の翼の先は短くて、がっしりした体系をしている。翼を広げた際に見える翼下面と脇羽が白い。

日本に飛来することは極めて珍しく。2011年沖縄県で1羽、2013年石川県で1羽記録がある。

佐賀県には1羽が2019年12月から滞在し、2020年3月時点滞在中。

1羽は「農耕地」「干拓地」などや「東よか干潟」で滞在。大きさは全長26.5㎝。

 

日本では数羽しか確認されていない珍鳥。「東よか干潟」には長期滞在中。

撮影=東よか干潟